いろいろと不安が多いこの時代に、信頼できる業者さんがいたら心強い
こんにちは。住まいる水道、ウルウルです。
今回のテーマはアパートやマンションにお住まいで、管理人さんに頼めば管理費で業者さんを呼んでもらえる方には無縁かもしれませんが、一戸建てに住んでいる多くの方にお届けしたい内容です。
安心して依頼できる水道屋さんをどうやって見つけていけばいいのか、一緒に考えていきましょう!
水道屋さんも人間です
「いきなり当たり前のことを、何を言うか!」とお思いの方もいるかもしれませんが、実はこれが今回のテーマの非常に重要なポイントです。
みなさんがどうやって信頼できる友人や同僚を、学校や会社で見つけたのかを考えてみてください。
学生時代であれば、毎日顔を合わせて、同じ教室で勉強して、同じ部活で汗を流して、同じ女の子を好きになって(?)そうやって一緒に時間を過ごしながら、「こいつは良いヤツだ」とか、「あいつはちょっと好かない」とか言いながら信頼関係が築き上げられていったことかと思います。
会社勤めされている方であれば、毎日の業務や取引きの中で、時にはプライベートでも時間を共有しながら相手を知っていったことでしょう。
これは水道屋さんの場合も根本は同じなんです。ただし友人や同僚の場合と違ってくるのは、水道屋さんと顔を合わせるのは一年に一回あるかないかくらいであること。そして住まいのトラブルやお金が絡んでくることですね。
インターネットの情報や誰かの口コミだけで息のあった友人や同僚を見つけるのが難しいのと同じように、水道屋さんもわずかばかりの情報で信用できる相手なのかを知ることはできません。
時間をさいて顔を合わせて、その人と付き合ってみなければ相手のことはわからないのです。
むしろ大切なのは、あらゆる相手と「信頼できる関係を積極的に築き上げていく」ことです。
どの道、始めて水道屋さんを呼ぶ時には誰かの紹介でもない限り、初対面の人を自宅にあがらせることになります。
その時に、「どうせ一回きり業者を呼ぶのだから、誰でも同じ」と考えずに、「この業者さんを味方につけてしまおう」という発想に転換したほうがお得なのです。
当然、相手をこちらの味方に付けるわけですから、それなりの作戦が必要になってきます・・・。
水道屋さんの事情を知ろう
水道屋さんと一言で言っても、置かれている環境は様々です。積極的にコミュニケーションを取るだけでも、修理を依頼する側としてのメリットがたくさん産み出せます。
例えば、「住まいる水道さん、」と業者名で呼ばないで、作業員さんの名前をきいて「○○さん、」と名前で読んであげるだけでも、その場の雰囲気もやわらかくなっていき、会話のきっかけも増えていきます。
会話を重ねて雰囲気が良くなっていったら、料金のことや水道設備についての質問など少し込み入った話もし易くなっていきます。
現場への移動は必ずと言っていいほど車
ほぼ全ての水道屋さんは工事道具や交換部品などを持って来ますので、車でみなさまのご自宅に伺います。
都会では特に、駐車場所の問題が必ずついてまわります。当然、水道屋さんは商売道具である車が駐車禁止違反の切符を切られてしまうことを嫌いますので、駐車場に神経を使います。
ある程度の修理になると駐車場とご自宅の間を、重い道具を台車に乗せて往復しなければなりませんので、最寄のコインパーキングや安いコインパーキングを事前に教えてあげれば、ほとんどの場合は喜ばれます。これは水道屋に限らず、さまざまな業者さんに対応する時にも約に立ちます。
ご自宅やご近所に駐車可能なスペースがある場合には「ここにどうぞ」と案内してあげるだけで、相手は喜ぶでしょう。
夏のお風呂やトイレでの作業は熱中症との闘い
トラブルが発生することの多いお風呂場やトイレですが、ほとんどの場合は換気がそれほど良くありません。そして修理作業は意外と体を動かして汗をかくものです。特に夏場は熱中症や脱水症状を起こしそうなほど汗をかきます。
現場経験のある業者なら、もちろんそういった対策のために水分を用意していたり、こまめに休憩をとって熱中症にならないように気をつけますが、そんな大変な作業をしている時に、「お茶でもどうぞ」とペットボトルの一本で、水道屋さんの心をつかめたら安いものです。
ましてや、扇風機なんて置いてもらえたら、もうハートをわしづかみです。
ふところ事情について
業者さんが仕入れている材料は一定価格ではありません。
多くの水道業者さんは工事で使う材料を材料屋さんや建材屋さんから仕入れています。しかし、昔から「商売は信用」ですから、商社も付き合いの深い水道屋さんAと取引を始めたばかりの水道屋さんBとでは、販売する商品の値段が違っていたりすることも多いのです。
そこで、水道屋さんどうしであっても、同じ材料を同じ値段で手に入れられないことから、工事の価格にも差が出てくるのです。
水道屋さん側の事情と言ってしまえばそれまでですが、一軒のご家庭の水道を修理するまでに、会社から現場までの車の移動にかかる時間やガソリン代、駐車代などの諸費用のことなども合わせると、「たった1~2時間の修理で料金がこれだけかかるの?」と簡単に言うことはできません。まして、一度現場に見積もりに来て後日修理をする場合にはなおさらです。
もちろん、水のトラブルで困っている状況を見て、高額な料金をふっかけてくるのは言語道断ですが・・・。
ですので、ご自宅の水道設備にトラブルが起きた場合には、その発生状況などを的確に水道屋さんに伝えるのもポイントとなってきます。
とりあえず急いで現場に来てはもらったけど、伝えていた情報が的確でなかったために修理をする道具や材料がそろわず、その日は応急処置しかできないというパターンもあります。
2回にわたって自宅に来てもらうのも、部屋の片付けや立会いの手間がかかりますし、水道屋さん側も1回現場に行ってその場で修理を終わらせてしまった方が経営効率も上がるので、お互いにメリットがあるのです。
まとめ
以上、水道屋さんの事情を書いてきましたが、せっかく出会った水道屋さんとしっかりと信頼関係を築き上げて、ご自宅の保守に心強い味方を作っていただけたらと思います。
一度工事をしてもらって納得のいく内容であったなら、「次回からの水回りのトラブルには○○さんに来てもらいたい」と一言伝えて名刺をもらっておけば、次からのトラブルの時にも安心になります。