こんにちは住まいる水道です!今日はまじめな話題で投稿しようと思います。
ユニセフの調べによると、現在この地球上では7億4,000万人が安全な水源を利用できない状況の中で生活をしていて、25億人もの人が改善された衛生設備(トイレ)を使用できない環境に置かれているとのことです。
特に幼い子供たちは他の年齢層と比べて、安全ではない水と不衛生な環境による悪影響を受けやすいともユニセフは訴えており、ホームページでは「汚れた水を主な原因とする下痢性の病気で、年間50万人以上(国連水資源報告書は年間180万人と発表)の幼い子供が命を落としている」と問題提起し、さまざまな活動を展開しています。
水道普及率が97%
を超えているとも言われており、その安全性もかなりの高い水準を誇っている現在の日本。その日本に住む私たちはおそらく、「安全な飲み水」という言葉を聞いたとしても、日常的に汚れた水の危険にさらされている方々と同じ危機感を抱くことは難しいのではないかと思います。
しかし世界中の多くの国々では安全に飲める水、衛生的に使える水に飢え乾いているという現実が立ちはだかっており、これは決して私たち日本人と無関係な問題ではありません。
もう一つ改めて意識しておきたいのは、世界的水準からみて水資源が十分に豊かなはずのこの日本では、ミネラルウォーターを年間にして3000~5000トンもの量を輸入しているという事実です。
このブログを書くにあたって資料を調べながら、私自身が水という一つの側面を取ってみただけでも、こんなにも恵まれた環境にいるのだと改めて感じました。
世界的に最先端の技術力、高い影響力など様々な長所を持つ日本ですから、受けている恩寵を周りの国々に還元するという気持ちで、今年の夏は節水に挑戦してみてはいかがでしょうか?